corotantanのブログ

日々の記録です。

扉の前に立つ


夫が今日
動くみたいです。



「明日、退職の話をしてくるけど、かまんか?」



そして、ポツポツと
職場での出来事を
語ってくれました。


ずいぶんと我慢をしていたんだな~と
感じましたが
不思議と同情したり
慰めようとは思いませんでした。

そして、引き留めようとも……。





だって、全ては
最良のタイミングでやって来るのですから
彼にそのタイミングがやって来た!




喜ばしいことです。





だから、私は背中を押す。
それだけです。






でも、夫婦であるのですから
彼の人生は私の人生にも
大きく作用してくるのは確かです。



彼が退職願いを書く便箋があるかと
尋ねてきたときに
私の心臓は一度
大きく強く打ちました。



その拍動が物語ること。
それは"不安"です。



彼が新しい道を歩き始めても
私は自分の軸をしっかりと
立てていられるかどうか……。





でも、今の私は
大丈夫だと確信しています。


だから、言葉にしました。



「私は今のままでいいの?」




こんな言葉を相手に投げ掛ける私……
一見、揺らいでいるでしょう⁉



でも、本当に揺らいでいたら
怖くて言葉にはできません。

屁理屈のように聞こえるけど。






ふたりが何もかも手放しても
人はお互いを慈しみ
その人生に敬意を払い
愛のなかで生き続けることができることを


私はこの人生をかけて
証明していくつもりです。




そして、その世界への扉は
今、ふたりの目の前にあります。


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