繰り返し
飼い猫のチャコは10年前に
私が公園から保護して帰った
メス猫だ。
同じく保護猫のハッチが
我が家に来てからは
チャコが嫌がって
一階の母の所に移住してしまった。
チャコは狩りが得意で
鳥や鼠などを時々
捕獲してくる。
今朝も小鳥を捕獲して
連れて帰ってきたが
既に瀕死の状態だった。
母がどうしようかと相談してきたので
ひとまず猫のキャリーに安置したが
やはり息を引き取ってしまった。
そして先ほど
母のケアマネージャーさんが
訪問されたので私も降りていくと
なにやら母がおかしなことを
言ってきたので
目が点になってしまった。
母は私に向かって
「どうして猫に鳥を遊びものにさせたん⁉️」
「鳥が死んでしまったがね‼️」
どうして…って❔
いや…別に私が
猫に小鳥を捕らせたのではないし
捕まった小鳥をどうしようか?
と相談してきたのは母なのに
何故に私が犯人になっているのか?😵
ケアマネージャーさんも
なだめてくださって
母も落ち着いたが
母は私に対して昔から
こういう攻撃的な面を
見せてくる。
人は認知症を患って
記憶が曖昧になってきても
こういう"質"は
なくならないものだと
身をもって感じる。
どうこう言っても仕方ないので
私は部屋から出て
距離を取ることにしたが
情けなさに涙が出る。
何が情けないって?
自分に…だ。
こんなことくらいで
また母に対して
怒りが湧いてくる
そんな自分を
情けなく感じて
そして悔しい。
人生とは常に
何かを感じて
憂いながらも
ひたすら前を向いて
歩かなければならない。
寄せては返す
波のようだ。