引き渡すことと忍耐力
私への依頼があったものを、本来それは私の役目ではないので、本来の役目の人たちに返しました。
どうしても無理なときは、サポートするつもりですが、それまでは手放しておくつもりです。
これを書いている今、その一人から何とかして……というニュアンスの電話が入りましたが、もう少し頑張ってもらうことにしました。
相手は「う……ん」と言いながら電話を切りました。
本当は昨晩、役目を渡したのですが、相手はなかなか動きませんでした。(動かないように見えました)
いつもなら「あれどうなったん?早く返事してもらわないと困る!」という風に急き立てていたと思います。
でも、今回はもう引き渡したのだから私の役目ではないと割りきって、任せることにしました。
これには少し忍耐が必要でしたが……たった今、いい方向に流れましたよ。
ずっと私一人に任せっきりだった人が「自分が日曜日にする」と返事をくれました。
私は「じゃあ、私も一緒にするね。お願いします。」と返事をしました。
一見非情に見える決断。
けれど、それはこんがらがった紐を解きほぐして、本来は誰の課題なのかを明確にするために必要なことなのです。
そして、それはその責任者が自分の課題を乗り越えていくためのサポートになるのだと信じています。