断る勇気
自分に自信がないとき、何で自分の価値を確かめていたかというと、『頼られること』でした。
元来の優しさや行動力で、他者からの『頼られること』を引き受けているのだとしたら、ストレスや怒りは湧いてこないのだろうけど、『人に良く思われたい』『自分の価値を上げたい』または『嫌われたくない』という八方美人的な気持ちでその『頼られること』を引き受けているとしたら……
それは長続きしないばかりか、相手を嫌いになる原因になります。
皮肉なことに、相手は快く引き受けてくれていると勘違いして、何度でも依頼してくるか、それが当たり前になったりします。
こんな時、どうすればいいのか。
行動する(断る)しかありません。
今さら断れない……と思っても、そこは勇気を出して。
一気に無理だとしたら、徐々にでも。
変な言い訳は不要です。
もし、言い訳で一時的に逃避したとしたら、また同じ課題はやって来ますから、きちんとその時に昇華させておかなくてはなりません。
こうして行動した後には、肩の荷が降りると共に、自分への自信が湧いてきて、徐々に本来の自分が戻ってきます。
そして、ここが一番大切だと思うのですが、負担に感じていた相手に感謝の念が湧いてくるようになります。
それは、ずっと我慢というフィルターを通して見ていたものが、我慢が取っ払われてシンプルに物事を見られるようになるからです。
人と人との繋がりは、本来は感謝のフィールドにあるものだと気が付きます。
そうなってくると、対人関係はとても上手く流れるようになります。
なぜなら、本来の自分は実はとても"人が好き"だからです。
そして、とても頼もしいから、無理しなくても相手の力になれることでしょう。
僕は今はしないよ。眠いから……(-.-)Zzz・・・・