corotantanのブログ

日々の記録です。

器の大きさ

小澤征爾さんのインタビューを聞いていて
こんな言葉が印象に残りました。



「決まった枠にはめようとする指揮者もいるが、
音楽はひとりひとりの演奏家が、心地よく
演奏していないといいものにはならない」


「演奏しやすいかどうか、ひとりひとりに聞いて試していくことが大事」





自分の目指すビジョンはあるが
それに楽団員達を縛るのではなくて
ひとりひとりが心地よい波動にいながら
全員がまとまっていく。


それはとてつもなく大変な労力だと思います。














それは
自分の確固たる信念と
その上でそれぞれの
思いも受け入れられる
器の大きさ。





揺るがない核と
包み込む器。





自分の信念を確立するということは
決して自分本位なことでも
独りよがりなことでもなく


相手への愛と尊敬を
手にいれることだと
感じています。





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