検証してみました。
最近、前の記事での"みぃとハッチのへっぽこ小競り合い"ではありませんが、夫との間に小噴火が重なっていました。
そして、とうとう昨晩本格的な喧嘩に発展しました。内容は毎回違うのですが、昨晩のは夫の釣り道具(ルアー)についてでした。
夫が昨晩、連休に友人と釣りにいくためにルアーを準備していましたがお目当てのルアーがないのだと言いうろうろしていました。
どうやら私が年明けに大断捨離したときに捨ててしまったルアー達だったようです。😨
夫は片付けをしない人だし、言ってもしてくれないので、私が時々片付けるのです。そして断捨離をしているときも特に何も言ってこないし、無関心だったので、そのぐちゃぐちゃになって整理しようとすると針が絡まり、物によっては溶けてしまっている製品もあるルアーの塊は、私では手に負えなくなり「もうこれは使えんだろ」「それにあることも忘れているのだろう」と勝手に判断して捨ててしまったのでした。
その事実を知った夫は怒りました。
私は最初、大事だと思わずに聞き流したり、軽くあしらっていたのですが、その怒りが本物だと分かるにつれて、今度は私にも怒りが湧いてきました。
そして「いつも聞いても知らんふりして何も言わないくせに!私がいつも整理しよったんやから!」「私だって断捨離の時、すごく大変だったんやから!」と反論しました。
すると夫も更に「何でこっちが悪者になっとるんや!?」と反論。
しばらく堂々巡りでしたが、まず冷静になろうと決めて「聞かずに捨ててごめんなさい」と謝りました。
それから夫は座り込んでため息と「大事なルアーやったのに……相当な数を捨てられた……」と長い間、愚痴たらたらでした。
私はしばらく夫から何かしら言葉があるかと思いその場で待っていましたが、夫はずっとうつむいたままで、嫌な空気が蔓延しました。
そのときに思い出したのが、今までに書いてきた
「ストロークを減らす」
「課題の分離」
「不安のフィールドで選択しない」
という3つのアドバイスでした。
私は行動に移しました。
まずはそれ以上の声かけをせず、お風呂に入りました。そしてそのまま寝室に行って、寝始めました。
入浴しているときに一度大きな音でドアが閉まる音が聞こえてきて「もしかして出ていった?」という思いが湧いてきましたが、以前ほどの不安や恐れは湧きませんでした。(夫はベランダに煙草を吸いに出たようでした)
そして夫も私の後にお風呂に入り、そのまま寝室にやって来て、背中を向けてウトウトしていた私に(こんなときも眠れる私はすごくないですか?😁)向かって、静かにこう言いました。
「今回はこれで諦めるけど、こるからは絶対に勝手に捨てんとって」「明日は新しいルアーを買わせてもらうけん!」と。
約10年前にも同じレベルの喧嘩をして、そのときはお互いに出ていくと言い張って、夫は手を挙げるし、私は台所に隠れて大号泣した出来事がありましたが、あのときは課題の分離も知らなければ、自分が不安や恐れに負けていることにも気がついていなかったのです。それに夫を信じることもできなかった……。
今回は夫が自分の怒りに向き合うことに立ち入らずに、線引きをして、私も負の波動から距離を置き、恐れに負けなかった。
それと一番大事だったのは、自分の否を認め、悔しさの中でもそれを言葉にして謝罪する勇気が持てたことだと思います。
やはり私が勝手に捨てたことが悪かったですから。